こどもたち

こどもの秘密

村外れの兵舎から外に出て、村の中心にある広場の方に歩いて行くと、こどもたちが駆けまわっているのが目に入ることだろう。
村のこどもはそんなに多いわけではないこともあり、みな、仲が良い。

 

「んー?なぁに、おばちゃん」

チルグラが声をかけると、小さな男の子が反応した。
すかさず年長の少年が口に手をやる。

「バカ、こう言う時はともかくおねえさん、って言うんだよ」
「えー、そうなの?」
「ホルン、あんたの言い方も微妙に失礼よ」
「なんだよ、俺変なこと言ったか?」
「・・・まぁいいわ・・・」
「にいちゃんもねえちゃんもヘンなのー」

ホルンと呼ばれた少年を同年代の少女がたしなめるが、理解は得られなかったようだ。

 

さて。

 

「なんだ、兵長さんに言っちゃったのか?
 じゃあ大人みんなに伝わっちゃうぜ」
「ええ?そうかなあ。
 へいちょうさんはひみつまもるよ!」


グウォンから頼まれて来たことを伝えると、そんな反応が返ってくる。
小さい男の子は、ホルンにそう言われて少し不安そうだ。


「ま、しゃあないな。
 ねえ、おねえさん。
 これから話すこと、村の大人には秘密にしてくれる?
 俺たちだけの内緒話なんだ」
「そうなの。
 ひみつのばしょのひみつのはなしなの」


ふふふー、と小さな男の子が笑った。

 

 

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GMより:

こども組用カテゴリです。
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自由

>「私で良かったら、いつでもして上げるけどねぇ?」

 

 じんわりとしみるように言うから僕は、思わずクネンクネンしてしまう。

 

 男でも妖艶ならアリと見るべきなのか!?

 ああ、偉大なるセグ先生教えてください。

 

「ララララ~♪」

 

 なんとなく手を伸ばしつつ歌っておいた。

>パムは何か楽しい事や面白そうな事、知っているかい?」

 

「面白そうなこと!分からない!!」

 

 僕は仁王立ちしながら自信満々に答えた。

>「何もないと良いけれど、何かあった時はパム。

 アルト村の事を知っているアナタが、一番頼りになるから、ね?」

 

 おぅ、頼られた!

 初めてな気がするぞ!!

 

「ぼっくにまっかしとけーーーい。」

 

 ドンと自分の胸を叩く。

 

 ゴホゴホ。

 

「とにかく行こう、やれいこう。」

 

 ・・・んで、子供たち。

 

 指で秘密のマークだ。

 

「チルグラおねえちゃんは御姉様といわないといいものもらえないぞー!!それでもいいのかーー!!

 

 

・・・ふ、お子様にはおねえさまの麗しさはまだ早いと言うことか。

 

いやいや、致し方なし。」

 

 うん、秘密があるのか。

 

 蜂蜜ごそごそ。

 

「先着一名に秘密をばらした子にオランで手に入れた上質の蜂蜜プレゼント。」

 

 とりあえず密告者求む。

 

「あ、関係ないけどじぇの~?自由ってなんだろうねぇ?

ヒトってさぁ、自由のようで意外と自由でないよね?

 

なんでだろ?

 

囚われたいのかな?

 

詩人リュシートならなんかいい文句いいそうだけど。

 

ま、いっか。

 

じぇのはどう~?」

 

 

PL:ジェノとの会話を楽しんでみる。

チルグラに話しかけられたらうっふ~んとくねくね喜びます(マテ

探すべき道

「私で良かったら、いつでもして上げるけどねぇ?」

 その言葉に、パムは何やらクネクネと身じろぎする。

 ふふ、やっぱり可愛い。


>「ララララ~♪」

 手を伸ばしつつ歌を口ずさむパム。

>「面白そうなこと!分からない!!」

 仁王立ちしながら自信満々に答えてくれた。

>「ぼっくにまっかしとけーーーい。」

 ドンと胸を叩き、盛大にむせ込む。


「おや...大丈夫かぃ?」

 そっと、その背中をさする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>「とにかく行こう、やれいこう。」

 子供達の所へと向かい、先程言っていた合い言葉とやらの秘密のマークを指で作る。

>「チルグラおねえちゃんは御姉様といわないといいものもらえないぞー!!

> それでもいいのかーー!!」

 ワニ口の背負い袋から蜂蜜を取り出し。

>「先着一名に秘密をばらした子にオランで手に入れた上質の蜂蜜プレゼント。」

 おやおや...モノて釣っちゃっていいのだろうかねぇ。


 とりあえず怖がらせないように、フードを外し、子供達に顔を見せる。

「村の大人達も知らない秘密を持っているなんて、アナタ達凄いんだねぇ。

 良かったら、そのお話を聞かせておくれ。

 手伝える事があるのなら、遠慮なく言ってくれれば良いよぉ」

 三人の子供達に微笑み掛ける。


「チルグラちゃん、私達にもお手伝いさせてねぇ」

 私の知っている銀のハーフエルフの娘とは随分と雰囲気の違うチルグラちゃん。

 大人の色気、と言うべきか。

 私も色々と見習わないといけないねぇ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>「あ、関係ないけどじぇの~?自由ってなんだろうねぇ?

> ヒトってさぁ、自由のようで意外と自由でないよね?

> なんでだろ?

> 囚われたいのかな?

> 詩人リュシートならなんかいい文句いいそうだけど。

> ま、いっか。

> じぇのはどう~?」

 そんな質問を投げかけて来た。


「ふふ......私の二つ名は、そのリュシートちゃんがくれたものだよ、パム」

 そっと、その肩に手を添える。


「ヒトは確かに寿命も短いし、色んな規約に縛られている...

 時には己の運命に囚われ、抗えずに呪う事もあるだろう。


 だけど色んな方向性、可能性をそこから見出して、己を成長させる事も出来ると思うんだ。

 ま、悪い方向に働いてしまう事もあるけれどねぇ。


 己の進むべき道を探し、選ぶ。

 如何に自分らしく振舞えるか、

 如何に自分らしい道を選べるか...


 私にも"自由"と言うものの本当の意味は、まだ分からない。

 ...だから、これから探すつもりなんだ」

 ゆっくりと、そうパムに答えた。

「冒険者と言う道も、ある意味"自由"、だよねぇ」

 にっこりと微笑む。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:パムが絡んでくれるのが嬉しい私(゚∀゚

   自由ってなんだろうね。 難しいなぁ...上手い言葉が見つからなかったよ。

ガチッと固まる。


「お......」


おばちゃん。


目の前で女のコのフォローが入るのがまたアレな感じ。
そしてパムのフォローもアレな感じ。
「妖艶て...グラスランナーからみたらそう見えるのねん...」
一瞬、顔が赤くなる。


うん、まあでも、しょうがないのよねん、うん。
もうそんな年なのよねん。


「あたくしの名前はチルグラというのよん。
チルグラさん、とお呼びなさいませ」


女のコにウインクしてホルンという男の子のコメカミを両手グーでぐりぐりしながら、周りの子ににっこりと挨拶した。


「もちろん秘密は守るわ。
秘密は守れなかったら舌を抜かれるって誰かが言ってたものねん」
子供達にうんうんとうなづきながら。
子供の秘密はなんなのか、ワクワクするわ!


>「先着一名に秘密をばらした子にオランで手に入れた上質の蜂蜜プレゼント。」
「あら、いいわねん」
あら、あの市場で売られてたモノかしらねん?


「もちろんよん、みんなでお仕事しましょ」
フードを外したジェノにうふふと笑いかける。
「ジェノ、顔は見せている方がいいわ。
美しいものはみせているべきよん☆」


あらん、知りたいことが自ずとしれたわ。
自由。その意味。
「変化もしれないけど、囚われることが幸せに感じることも、あってよ?」
パムとジェノに微笑んで。
たしかに、甘美で幸せな囚われは、ある。
「ふふ、そのリュシートって人、会ってみたいわねん。
オランに帰ったら、紹介して下さいませな」
ジュリーのことを思い出し、くすりと笑いながら首をかしげた。

楽しみだ。

>「冒険者と言う道も、ある意味"自由"、だよねぇ」

 にっこりと微笑むじぇの。

 

 性別がどうだろうと魅力的には違いない。

 

 僕はうむ、と満足げに頷く。

 

「しかし、そっかぁ、リュシートのことも知っていたか、つくづく縁(えにし)だねぇ。」

 

 大分興味深くなってきた。

 

「自由をしながら自由の意味を探す、か。悪くない。」

 にぱっと笑う。

 

「自由な子供たち!僕は自由の民だ!

 

どんな秘密を持っている?

 

たのしみだ!」

 

 

PL:楽しみなのだ。

女の子にせがまれるとあっさり人数分の蜂蜜を渡すでしょう。

それがパム。

こどもの秘密-2


「あっ、この人見たことある!」


パムが来たのも随分前になる。
入れ替わりで派遣され、それも2週間程度で帰ってしまう冒険者たちが覚えられることはあまりない。
・・・が、指でわっかを作るのは覚えていたらしい。


「ばっか、蜂蜜なんかで釣られないぞ!」
「そうだそうだ!」
「しつれいね!」


字面ではまったく動じていないように見えるが、実際のこどもたちはよだれをたらさんばかりの勢いで食いついている。
理性がかろうじて欲を抑え込んでいる葛藤が、表情や動きからよく見えることだろう。


「このおにいちゃんはヒミツをまもるっておやくそくしてないよ」
「こっちの人もね」
「ダメだよ、約束しない人には秘密は教えられないな」
「そうだよ!」


こどもたちはじろりと、パムとジェノをにらむ。

「おばけとひみつきちのことは、おとなにはないしょなんだよ!」
「あ、バカ、言うなよ」
「? なにが? ・・・あっ」

こどものひとりが口を滑らせる。


「おb・・・じゃない、チルグラさんは約束してくれたからいいんだ。
 森に一緒に来てくれる?」


年長の少年、ホルンがチルグラに言う。

「村の大人には知られたくないんだって、おばけが言うんだよね。
 でも俺たちじゃどうしようもなくってさ。
 だから村の人間じゃない、冒険者ならいいんじゃないかと思うんだ」

 

 

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GMより:

パムとジェノは秘密にするって約束をしてくれてないからダメなんだそうです。
でも約束すればいいんだそうです。

オバケと秘密基地なんだそうです。

秘密

>「ジェノ、顔は見せている方がいいわ。

> 美しいものはみせているべきよん☆」

>「自由をしながら自由の意味を探す、か。悪くない。」

 二人の言葉が嬉しかった。
 
>「変化もしれないけど、囚われることが幸せに感じることも、あってよ?」

 そしてこう付け足す。

 甘美で幸せな囚われ。


「そうだねぇ...そんな囚われなら、良いかも知れない」

 私には縁がない事だけれど...ね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>「このおにいちゃんはヒミツをまもるっておやくそくしてないよ」

>「こっちの人もね」

>「ダメだよ、約束しない人には秘密は教えられないな」

>「そうだよ!」

 
 おやおや。


>「おばけとひみつきちのことは、おとなにはないしょなんだよ!」

>「あ、バカ、言うなよ」

>「? なにが? ・・・あっ」

 一人が口を滑らせたようだ。


 可愛いねぇ。

「わかった、私も秘密は守ると約束しよう」

 子供達の目線に合わせるようにしゃがみんで、話しかける。

「私はジェノっていうんだ。 よろしくねぇ」


 森に居るおばけ、ねぇ。

 精霊だとしても、この子達にはおばけに見えるだろうしなぁ...

 大人には知られたくない...か。

「そのおばけって、どんな格好なのぉ?」

 今から会いには行くけれど、一応聞いておこうかねぇ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PL:おばけ...だと...(゚д゚)
  

秘密

「みなまで言う必要はない、秘密の仲間たちよ。」

 

 指でワッカをグ。

 

「仲間の秘密は守るのが秘密の仲間である。」

 

 とりあえず全員に蜂蜜を渡す。

 なんとなく。

 

 

「ひっみつひみつ♪

秘密のはっなし♪

 

じぇのとチルグラちゃんの秘密はなんだい?

 

 僕にも秘密はいっぱいあるおー!!

 

 えっとー・・・・。」

 

 上を見上げてみる。

 秘密を思い出すように。

 

 

 

 ・・・何も思い浮かばなかった。

 

 

PL:おばけだー!

おばけっ?!

お化け。

ぽ。

顔が赤くなる。

な、何かしらっ?!
お化け?!
いろんなことが考えられるわ、ああ素敵っ!!

「二人もだいじょうぶ。行きましょう?」

ホルンに言って。

こどもの秘密-3

「よしっ。
 じゃあ、俺たちは同志だ!」


秘密は守るという言葉に、ホルンが胸を張って言う。


「なぁにを偉そうに・・・」


年長の少女、クララがぼそっとツッコミを入れるが、特に気にする様子はない。

 

「じゃあ、秘密基地に案内するよ。
 ついてきて」


ホルンを先頭に、こどもたちがぞろぞろと森へ向かう。


「おばけはねえ、おじいさんなの」
「ひみつなんだよ」


キャッキャとこどもたちが冒険者に話しかける。

 

 

村の外れから獣道に入り、茂みの中の小さなトンネルをくぐり、こども独特の道で行進は続く。
体中葉っぱやクモの巣などが絡まることだろう。
パムはともかく、チルグラやジェノには少々厳しい。


「はやくー」
「こっちこっち」
「パムにいちゃんスゲエ速いな!」


10分も歩いたところで、茂みにぽっかりと穴が開き、中が部屋のようになっている場所に出た。
雪で大きなかまくらを作ったかのような、空洞だ。

「スゲエだろ。
 これ、俺たちが何かしたんじゃないんだぜ」
「はっぱのおへやになってるんだよ」
「涼しいし、風も気持ちいいし、いい場所なのよ」
「虫は多いけどね!」


植物のドームには、こどもたちと冒険者3人が入ってもまだ余裕がある。
天井も高い。チルグラが手を伸ばしても届かない。
葉をすかして入ってくる光は、柔らかい。
葉と土の香り。

入り口から一番離れたところに、一角、うす暗い場所があった。

 

「あそこにおばけがいるんだ」
「何言ってるかわからないんだよ」


こどもたちが指で示す。


『おや、今日は新しいお客さんじゃな』


しわがれた老人の声がする。
この場に似つかわしくない、古い言葉だ。
下位古代語である。


ぼんやりと透き通るその姿は、ぼろを纏った老人のそれだ。
にこにこと笑っている。

 

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GMより:

では、場面を移しましょう。

真昼間から幽霊です。

セージ+知力で知名度判定をどうぞ。

対面

>「ひっみつひみつ♪

> 秘密のはっなし♪

> じぇのとチルグラちゃんの秘密はなんだい?

> 僕にも秘密はいっぱいあるおー!!

> えっとー・・・・。」

 空を見上げて考え込むパム。

 少しだけ表情が引きつったようでもあったが、

 何事になかったようにニカっと笑って見せた。


「秘密、ねぇ...」

 秘密を明かそうといている子供達の前で、秘密の話。

 言えないなんていったら、子供達も真似して言わなくなるかもよ?

「今は特に、思い浮かばないかなぁ...」

 心当たりを探るけれど、秘密なんてものは特に無さそう。

 もっとも、他人からしてみれば私の存在自体が

 秘密の塊であるとも言えるかも知れないけれども。 


 チルグラちゃんはというと、『おばけ』というフレーズに何やら興味津々。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>「よしっ。 じゃあ、俺たちは同志だ!」

>「じゃあ、秘密基地に案内するよ。 ついてきて」

 ホルンを先頭に、森へと向かう。

>「おばけはねえ、おじいさんなの」

>「ひみつなんだよ」

 楽しそうに話しかけて来る子供達。


「アナタの名前は何て言うの?」

 一番小さな子。

 ホルンとクララは分かったのだけれども。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 村の外れから獣道に入るようだ。

 茂みの中の小さなトンネルをくぐり、こども独特の道で行進は続く。

 うーん、なかなか厳しいモノがあるな...

 フードを目深に被り、葉や蜘蛛の巣を避けつつ進む。

「チルグラちゃん、私の後ろから来るといいよぉ。

 枝や葉にだけ気を付けてねぇ」

 鬱蒼と茂る葉をどうにかする事は出来ないけれど、

 蜘蛛の巣程度なら私が先に通れば、チルグラちゃんが引っかかる事もそうなかろう。


 10分程歩いただろうか。

 茂みにぽっかりと穴が開き、中が部屋のようになっている場所に出た。

>「スゲエだろ。 これ、俺たちが何かしたんじゃないんだぜ」

>「はっぱのおへやになってるんだよ」

>「涼しいし、風も気持ちいいし、いい場所なのよ」

>「虫は多いけどね!」


 植物のドームの中は広い。

 私達全員が入ってもまだ余裕があるようだ。

 天井も高く、葉をすかして入ってくる光は柔らかい。

 優しい葉と土の香りがする。


 これは...プラントシェル...?

 植物の上位精霊であるエントの力を借りて行使する精霊魔法に、あった記憶。

 ドライアード達の力は強く感じるが、エントとなると...

 辺りの気配を探って見る。


>「あそこにおばけがいるんだ」

>「何言ってるかわからないんだよ」

 こどもたちがドームの一角、うす暗い場所を指で示す。


>『おや、今日は新しいお客さんじゃな

 しわがれた老人の声で下位古代語が紡がれた。

 ぼんやりと透き通る姿の、ぼろを纏った老人は、にこにこと笑っている。


 成程。

 これは確かに、おばけに見えるねぇ。 

『こんにちは、素敵なお住まいだね』

 精霊の目を通して老人を見る。

 これだけ強いドライアードの気配の中にいるが、判別出来るだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:おばけとご対面。

   なんかドームが凄いんですけど...(゚∀゚

   とりあえずセンスオーラ。

17:32:08 ジェノ  ≫ 怪物判定 2D6+4 <Dice:2D6[6,3]+4=13>

森の奥

「ヒミツ、ヒミツねー・・・うーんと」
右上をみながら唇に手を当てて考えてみる。
「いま、家出中ッてことかしらん?」
こんな話しでいいのかしら?とパムを見る。

「おじいさんなのん?」
「ひみつなのん?」
「たのしみねん☆」

子どもたちに手を引かれ導かれ話しかけられたらその度にお返事しながら、奥へ奥へ森の奥へ。
道はこの間の花への道よりかは楽なものになった。
広さだけじゃなく、
「ありがとう、ジェノ」
彼が、後ろから来るといいと言ってくれたから。
あの人も、これ位気が利くトノガタでしたらねん、と、軽くため息をついた。


ついた場所には...ナルホド、これは確かにお化けのようねん。
向こうが透けて見えますもの。
「お話、してみるわねん」
と、子供達に言い置いて。

『こんにちは、おじさま』

足を軽く下げて膝を曲げてお辞儀をし、下位古代語で話しかけた。

『この子達に連れられてまいりましたわ。
大人には知られたく無いと、でもこどもだけではどうしようも無いと。
なにかお困りごとが?
わたくしたちでよろしければお手伝いいたしますわ』

PLより:
おばけおばけ☆ 2D6 → 5 + 4 + (3) = 12 

こどもの秘密-4

ジェノのセンスオーラによって、負の生命力が感じられた。
おそらく、目の前にいる半透明の老人が、それであろう。


『近くに村があるのじゃろ?
 大人は頭が固い。
 無駄に脅えさせたくはないでなあ』


からからと笑うその様子からは、邪気を感じないが、果たして。


『お主たちは村の者ではないのじゃろう。
 ボウケンシャ、という生業の者がいる、ということは、
 この子たちから聞いたのじゃ』


古代語魔法には、通訳を可能とするものがある。
それを使ったのだという。


『わしは気付いたらここにおった。
 なぜこんなところにいるのか、思い出せないのじゃ』


首を傾げる仕草。


『このままこの子たちと遊んでやるのもいいのじゃが、どうにも気になる。
 この植物のドーム、これが何かわしにとって重要なものだったような気がするのじゃ。
 わしは歳でな、ここから動けん。
 この子たちに何かないか探してもらったのじゃが、やはり子供でどうにかなるようなものでもないようじゃ。
 お主たち、探してみてはくれんか』

 

半透明の老人はそう言って、3人を見た。

 


「このじいちゃん、手品師みたいなんだぜ」
「ぼくね、きのうおそらをとんだんだよ」

ホルンがそう言ったあとに、4,5歳くらいの男の子――ピコがうれしそうに言う。

「ふわーってね。
 おもしろかったあ」


 

「うん、一回頼まれてね。
 みんなでこの秘密基地の中を探したのよ。
 でも何も見つからなかったわ。
 そりゃそうよね。
 だって土と石と植物しかないもの!」

探し物のことを聞けば、クララがそう答えるだろう。

 

 

------------------

GMより:

幽霊から頼まれごとです。
どうするかはご自由に!

ドームの中はクララの言うとおり、ぱっと見は土と石と植物しか見当たりません。

探し物

 この老人から負の生命の精霊が見える。


>『近くに村があるのじゃろ?

> 大人は頭が固い。

> 無駄に脅えさせたくはないでなあ』

 からからと笑う老人からは特に邪気は感じないけれども...

 
>『わしは気付いたらここにおった。

> なぜこんなところにいるのか、思い出せないのじゃ』


>『このままこの子たちと遊んでやるのもいいのじゃが、どうにも気になる。

> この植物のドーム、これが何かわしにとって重要なものだったような気がするのじゃ。

> わしは歳でな、ここから動けん。

> この子たちに何かないか探してもらったのじゃが、やはり子供でどうにかなるようなものでもないようじゃ。

> お主たち、探してみてはくれんか』

 老人からの頼み事。


 とりあえずそれらをパムに通訳する。


「そう、空を飛んだのか。 いい経験をしたねぇ」

 小さな男の子、ピコが空を飛んだとうれしそうに教えてくれた。

 老人と子供達との会話には、通訳を可能とする魔法を使ったらしいし...

 結構使い手じゃないか。


>「うん、一回頼まれてね。

> みんなでこの秘密基地の中を探したのよ。

> でも何も見つからなかったわ。

> そりゃそうよね。

> だって土と石と植物しかないもの!」

 クララはそう答える。


 ふむ...

「何か無いか...ねぇ」

 確かに回りは土と石と植物。

 ならば聞くのが早いか?

「応えてくれるかは分からないけれど...精霊にも話を聞いて見よう」


〈ドライアード、ノーム〉

 二つの精霊に呼びかける。

 

〈このドームの中に、何か隠されているようなモノはある?〉

〈この老人がここにいるのは、いつ頃から?〉

〈このドームは何の為に在るのか、わかる?〉

 思いつく事を口にして見た。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:センスマジックに関しては、それで見つかるなら

   もう既に本人が探し出しているような気がするのでやってません。

手が届かないところ

ジェノが精霊に聞くならば、

そうねえ...

子供達が手が届かないところ、そういうところを探してみましょう。

PLより:
かけないかもしれないので、短かく。
こどもたちが手や目が届かないところを中心に探索してみます。

こどもの秘密-5

ジェノは精霊たちに呼びかける。

人の理が彼らに通じるのかどうか―――

 

ドームの天井から緑のエルフの姿をしたドライアードが、

地面からドワーフのような姿をしたノームが、

 

ひょっこりと顔を出す。


ジェノの問いかけに、2体は、顔を見合わせる。

 

〈このドームの中に、何か隠されているようなモノはある?〉


『隠すってどういうこと?』
『何かとは何ぢゃ』

 

〈この老人がここにいるのは、いつ頃から?〉


『その幽霊のこと?』
『少し前に涌いてきおったな』


〈このドームは何の為に在るのか、わかる?〉


『わからないわ』
『目的なぞあるのか?』


 

そのような答えが返ってきた。

 

--------------

GMより:

精霊たちのお答えをば。

・精霊は、隠されている物とそうでない物の区別がつかないみたいです。
・人間の個体を識別はしていないようです。老人も子供も同じ。
 また、時間の感覚もあいまいです。少し前、が1分前なのか、10年前なのか。
・ドームの存在目的、については答えようがなさそうです。


聞き方によっては有効な情報が得られるかも知れませんね。

上から見えるもの

「行こうか。」

 

僕はじぇのの手を握る。

 

「じいちゃん。僕らを浮かせてよ!

 

あの天井を抜けられるかどうかわからないけれど、ゆっくりと上まで!

 

 

・・・あとさ、じいちゃんが望むなら僕、魂鎮め歌えるからさ、いつでも言ってよ。」

 

 僕はゆっくりと上を見る。

 

「きっと・・・求めてる答え、あるからさ。」

 

 ここはお墓、なのかもしれない。

 

 

 僕はじぇのにそうつぶやいた。

 

PL:せーじはんていpamu2D6 → 3 + 5 + (3) = 11 (06/18-01:13:48)

ぱむ : ぼみょー (06/18-01:14:54)


ぱむ : お宝シーフ 2D6 → 1 + 6 + (4) = 11 (06/18-01:14:49)


ぱむ : 探索 2D6 → 4 + 2 + (4) = 10 (06/18

 

 

そらもとべる?

 

精霊の応答

 問い掛けに、二体の精霊が顔を出した。

 そして顔を見合わせ、質問に答えてくれるが...

 ふむ...

 質問の仕方が悪かったようだねぇ。

〈このドームを作ったのはこの老人...いや、幽霊?

 精霊の力を借りて作ったのかな? 手作り...なのかな?〉

 もしも精霊の力を借りて作ったのなら、相当の使い手と言う事にもなるが。

 ドームの中央辺りの足元を調べて見る。 
 


>「行こうか。」

 パムが突然、私の手を握って来た。

>「じいちゃん。僕らを浮かせてよ!

> あの天井を抜けられるかどうかわからないけれど、ゆっくりと上まで!
 

>・・・あとさ、じいちゃんが望むなら僕、魂鎮め歌えるからさ、いつでも言ってよ。」

 ゆっくりと見上げるパム。

>「きっと・・・求めてる答え、あるからさ。」

> ここはお墓、なのかもしれない。

 パムが、小さく呟いた...


 ――墓、か。


 この老人は...すでに自分が亡き者だと言う事に気づいているのだろうか...

<ここに...この幽霊の亡骸はあったりするのかな?

 もしくは、その幽霊の生きていた頃に、他から持ち込んだ物は?>

 精霊に再び問い掛ける。

 その亡骸か、持ち物かが...探し物?


 私はまだ...負の生命の精霊の力の干渉を受けた者を、輪廻の輪に戻す方法を知らない...

 いずれはその方法も探し出さないとだねぇ...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:おばけは自分の死についての意識はあるのかしら。

   とりあえず私もダイスダイス。

   19:16:36 ジェノ 探索 2D6+4 Dice:2D6[6,2]+4=12

こどもの秘密-6

『魂を鎮めて欲しい者などおらんよ。
 ・・・はて、わしの家族などはどうであったろうか・・・』

パムの提案に、幽霊は首をかしげる。

『まぁいいわい。
 浮かせるという話じゃったな。
 グラスランナー、お主だけならいいぞい。
 ふたりも三人も一度に浮かすのは骨だからのう』

 

幽霊がもにょもにょと何かを唱えると、パムの身体がふわり、と浮かぶ。
パムには制御できない、見えない力が空中へと向かわせた。

 

ずぼ。

 

天井の枝の隙間から、パムの頭だけが外に出る。

手をかければ、そのままドームの外側に抜けて、上を歩くことも出来そうだ。
ざっと見まわした限りでは、この場にそぐわない人工的なモノは見当たらない。

 

ジェノは引き続き、精霊たちに問いかける。

〈このドームを作ったのはこの老人...いや、幽霊?
 精霊の力を借りて作ったのかな? 手作り...なのかな?〉


『知らん』
『あたし知ってる。エントの気紛れよ。
 エントの考えることなんて、分からないわ』

今度は明確に答えが返ってきた。
ドライアードからだ。
エントの気紛れ、という答えからは、自然に出来た、と解釈するのが妥当だろう。
幽霊がこの場所を作り出したわけではないらしい。

<ここに...この幽霊の亡骸はあったりするのかな?
 もしくは、その幽霊の生きていた頃に、他から持ち込んだ物は?>


『人間の抜け殻なら地面にいくつか埋まっておる』
『持ちこんだ物、って何かしら』


誰のものかはともかく、死骸はどうやら埋まっているらしい。
持ちこんだ物、と言われてもピンと来ないようだ。


『ここの下に埋まっておるよ』


ノームが、大き目の岩の下を指さした。
動かすには、少なくとも二人以上の力が必要だろう。

 

さて、チルグラもパムも捜索をしてみたが何も見つからなかったのに対し、ジェノは、枝と葉に紛れたペンダントを見つけた。
少し高い場所で、一見しただけでは隠れて見えなかった。
子供の目線ではとても見つからなかったことだろう。
苦労して手を伸ばし、葉と枝を掻き分け、それを取り出す。

 

下位古代語の刻まれたペンダントの中心には、石が嵌っていたと思われる窪みがあった。

 


『む、それには見覚えがあるぞ。
 じゃが、はて、そんなものだったかのう・・・。
 もっと強い魔力を持っていたような気がするのじゃが・・・』


幽霊に見せると、そのような答えが返ってくることだろう。

 

 

 

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GMより:

レスレス。

ジェノ大活躍です。

 

本セッションは今週末で終わりです。
今週は待たずにレスいただいたら逐次レスしていきますね。

ペンダント

>『魂を鎮めて欲しい者などおらんよ。

> ・・・はて、わしの家族などはどうであったろうか・・・』

 幽霊は首をかしげた。

 やはり、己の死についての自覚が無いのだねぇ。

>『まぁいいわい。

> 浮かせるという話じゃったな。

> グラスランナー、お主だけならいいぞい。

> ふたりも三人も一度に浮かすのは骨だからのう』


「いっておいで、パム」

 幽霊が詠唱を始めると、パムの身体がふわり、と浮かんだ。

 じっと、彼の詠唱を見つめる。

 言葉の紡ぎ方、身振り。

 
 やがて、天井の枝の隙間から、パムは頭を出した。

 じたばた。

 ...ひっかかってないだろうねぇ。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 少し高い場所で、枝と葉に紛れた何かを見つけた。

 子供達の目線ではとても見つからなかった位置だ。

「む...遠いねぇ」

 苦労して手を伸ばし、葉と枝を掻き分け、それを取り出す。

「ペンダント...下位古代語が刻まれているねぇ」

 そのペンダントの中心には、石が嵌っていたと思われる窪みがある。


>『む、それには見覚えがあるぞ。

> じゃが、はて、そんなものだったかのう・・・。

> もっと強い魔力を持っていたような気がするのじゃが・・・』

 幽霊に見せると、そう答えた。

「ふむ...ここに嵌っていた物がその魔力の源かねぇ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 私の問い掛けに精霊達は答えて来た。

>『あたし知ってる。エントの気紛れよ。

> エントの考えることなんて、分からないわ』

 エントの気紛れ...

 この幽霊が作り出した訳ではない、と。


>『人間の抜け殻なら地面にいくつか埋まっておる』

>『ここの下に埋まっておるよ』

 ノームが、大き目の岩の下を指さした。

 これは...大きいな。 一人では無理だねぇ。


 しかし。

 "いくつか"か。

 
 子供達の居る前で亡骸を出す訳にもいかんな。

 どうする。

 

 今までの精霊との会話をチルグラに通訳し、説明する。

 彼女の考えも聞こう。

 

 ああ、そういえば。

『このペンダントに嵌っていた"石"があったと思うんだけど、

 何処に行ったかって言うのは、わかるかい?

 誰かが外して持ち去ったか、もしくは、この下に一緒にあるか...

 このペンダントに嵌っていた頃は、魔力を持っていたらしいんだ』

 ノームに聞いて見る。

 魔力を持つ石の事なら少しは気に止めたかも知れない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:お、なんか進んだ感じ。

   嵌ってた石がもう魔力を失っているのか、

   ペンダントに組み込まないと魔力を現さない気がしなくも無いけれど...

   パムがもしかしたらドームの上で見つけるかもだし、少し様子見しましょう。

   そういや、幽霊って魔法発動体どうなってるのかしら。

   あと、ペンダントの下位古代語は読める感じかしら。

さがしもの?

ズボ

 

もこもこ

 

ぴょこん!

 

突き抜けて足元を見る。

 

「眠りたい不死者は、いない、か。」

 

 ぽっけに手を突っ込み上を見上げる。

 

「そりゃぁ、つまんねぇな。」

 

 じぇのと離されちゃったな。

 

「行くか。」

 

 僕はまた足元を見る。

 

 自由とはなんだろう?

 

 人は毎日を囚われる。

 

 仕事に。

 

 生き方に。

 

 物に。

 

 何より人に。

 

 不死者ですら。

 

 時に自由を選ぶことを大切だと知りながら。

 

 

 きょろきょろ。

 

 辺りを見回す。

 

『いっておいで、パム』

ふと、じぇのの言葉が頭のなかで反芻する。

 

 そっかぁ。

 

 あしもとをごそごそ。

 

 おりれるかな?

 

PL:pamu : 探索 2D6 → 1 + 2 + (4) = 7 (06/21-02:17:57)

 

ひくっ!

こどもの秘密-7

『このペンダントに嵌っていた"石"があったと思うんだけど、
 何処に行ったかって言うのは、わかるかい?
 誰かが外して持ち去ったか、もしくは、この下に一緒にあるか...
 このペンダントに嵌っていた頃は、魔力を持っていたらしいんだ』

 

ジェノの問いに、精霊たちは答える。


『特別な石なら、鳥が持って行ったぞ』
『ここにはないわ』


ペンダントの文字はかすれて読みにくい。
『我が妻』という部分だけが、かろうじて判読できた。

 

パムはドームの屋上に上がり、ちょろちょろと調べるが、枝や葉以外には特に何も見つからない。
陰になった部分には鳥の巣があり、近づくパムを親鳥が威嚇する。

降りようと思えば、外側を伝って木のぼりの要領で降りることが出来るだろう。

 

 

-----------------

GMより:

パムは、ドームの外側から降りるなら、1ゾロ以外で安全に降りることが出来ます。
1ゾロを振っても、木の枝や葉っぱがクッションになって、ダメージは1点までしか受けません。
飛び降りるなら、6mの高さから飛び降りることになるでしょう。

あと、幽霊さんは発動体を持っていませんね。

鳥が持ち去ったモノ

 ペンダントの下位古代文字を読むと"我が妻"と辛うじて読む事が出来た。

 .........ここは、夫婦の墓、か。

 石を見つける事が出来れば、二人の眠りを妨げる事無くやり過ごせるのかも知れない。

 その石は一体何処に...


>『特別な石なら、鳥が持って行ったぞ』

>『ここにはないわ』

 ノームとドライアードが答えた。


「鳥...か。

 ねぇ、パム? ドームの上には何がある?

 鳥の巣なんかがあれば、調べて貰ってもいい?

 どうやら、探してる"石"は鳥が持って行ってしまったらしいんだよぉ」

 ドームの上に降り立ち、調べ物をしているパムに声を掛ける。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:手短ですがパムに鳥の巣を調べて欲しいとお願いを。

   夫婦の墓なら出来るだけそっとしておいてあげたいですね。

ふむ...

>『ここにはないわ』

 ドライアードの言葉を思い出す。

 ドームの上の巣には、ないと言う事か...?


『爺様、ちょっと聞きたいんだ。

 ここに嵌ってた石は、何か魔力を秘めてたんだよねぇ?

 どんなものだったか、思い出せる?

 どんな力だったか、どんな色、形だったか』

 透明な老人に問う。

 

 <ねぇ、ここに嵌っていた特別な石は、

 何か力を持っていたみたいなんだけど、

 その影響で何か変わった事は起こらなかったかぃ?>

 精霊達にも問う。


 そしてふと思い出すグウォンのもう一つの依頼。

>「水汲みに使ってる泉があるんだけど、そこで水が汲めなくなっちゃったんだな。

> 水を汲もうとすると、桶から逃げちゃうんだってさ」


<その鳥が特別な石を持ち去った後辺りに...

 ウンディーネの様子が変わったりは...しなかったかぃ?

 村の人間が普段良く水を汲みに行っている泉、のウンディーネなんだけど>


 そう言えば、その泉は何処にあるんだろうか。

「ねぇクララ。

 最近水汲みにいつも行ってる泉の水、汲もうとすると逃げちゃうんだって?

 その泉の場所、ここから近いのかい?」

 場合によってはそっちも見に行かなきゃならないからねぇ...


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:強行手段に出た。

   ちょーメタだけど、方法が浮かばないんだ!

こどもの秘密-8

『爺様、ちょっと聞きたいんだ。
 ここに嵌ってた石は、何か魔力を秘めてたんだよねぇ?
 どんなものだったか、思い出せる?
 どんな力だったか、どんな色、形だったか』

 

『はて・・・』


どうだったかのう、と幽霊は首を傾げる。

『大した魔法ではなかったと思うぞ・・・うむ。
 ううむ。
 思い出せん。
 見れば思い出せるかと思ったのじゃが・・・ううむ。
 石か。
 確かに石が嵌っておった気もするのう・・・』


要するに、思い出せないらしい。

『もやもやするが、きっとこれが探し物なのじゃろうなあ。
 見覚えがあるものなぞ、他にはなさそうじゃしのう。

 どれ、触らせて見せてくれんか?』


幽霊は言う。




 

<ねぇ、ここに嵌っていた特別な石は、
 何か力を持っていたみたいなんだけど、
 その影響で何か変わった事は起こらなかったかぃ?>


『うむ、何か強い力だったな』
『気になるものだったわよね』


<その鳥が特別な石を持ち去った後辺りに...
 ウンディーネの様子が変わったりは...しなかったかぃ?
 村の人間が普段良く水を汲みに行っている泉、のウンディーネなんだけど>


『知らん』
『あたし、ここから出ないしね』

 

精霊たちの答えはこんなところだ。
気になったが、具体的に何かがあったわけでもないらしい。

 

「ねぇクララ。
 最近水汲みにいつも行ってる泉の水、汲もうとすると逃げちゃうんだって?
 その泉の場所、ここから近いのかい?」

 

「うん。
 お母さんも言ってたわ。
 不思議よね。
 泉の場所は近いわよ。
 そうね、10分はかからないくらい。
 でも、今は近寄っちゃいけないって言われてるから、案内は出来ないの」
「え、いいじゃん。
 ジェノさんがいるなら大丈夫だよ」
「ホルンはそうやってすぐ言い付け破るんだから!」
「子供だけで行くなってことだろ?
 大丈夫大丈夫」

ホルンに頼めば、連れて行ってくれそうである。


 

------------------

GMより:

爺さん実体ないから触れませんけどこんなこと言ってます。

気になる石

>『大した魔法ではなかったと思うぞ・・・うむ。

> ううむ。

> 思い出せん。

> 見れば思い出せるかと思ったのじゃが・・・ううむ。

> 石か。

> 確かに石が嵌っておった気もするのう・・・』


>『もやもやするが、きっとこれが探し物なのじゃろうなあ。

> 見覚えがあるものなぞ、他にはなさそうじゃしのう。

> どれ、触らせて見せてくれんか?』

 .........爺様、触れるのか?

『あぁ、これだよ』

 老人に先程見つけたペンダントを手渡そうとする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 精霊達はその特別な石が何か強い力を持っていた事は知っているらしい。

 だけど、他の場所の出来事までは分からない様子。

「ふむ...」

 クララの話では、グウォンの言っていた泉は近いらしい。

「ではホルン、悪いが案内は頼めるかぃ?

 もし大人に叱られそうになったら、私のせいにして良いからね」

 そういって、クララとピコ、そして爺様に向き直る。

「少し、行って来るからね」

『爺様、もしかしたらもう少し情報が集まるかも知れないので、

 泉の方にも行って見るよぉ。 もう少し、待ってておくれ』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:爺様ペンダントにどんな反応があるかが気になる所。

   単に触れない、で驚くだけなら良いのだけど。

   もし爺様がペンダント触った事で何か変化あったなら、

   そこで一度処理止めて頂けると助かります。

   何も無いようならペンダントを持ったまま泉に向かいます。

土に還る

ジェノがいぶかしがりながらも、ペンダントを老人の幽霊に渡そうとする。

するり、と差し出した手をすり抜けて、ペンダントは草の上に落ちた。

 

『・・・おお』

 

老人は、身を震わせる。


『そうか、』


地面に視線を落としながら、

 

『もう、わしは・・・・・そうか』

 

しゃがみこみ、落ちたペンダントを両手ですくうようなそぶりを見せて。
それから、ジェノを見上げた。


『付き合わせて悪かったのう』

 

そう言うと、呪文を詠唱する。
落下制御の呪文だ。

パムの身体が軽くなる。
これで落ちる心配もないだろう。
もっとも、パムの体術ならば元々余裕で降りて来られるはずではあるが。

 

そして、もう一度呪文。
老人の言葉は、共通語へと変わる。


「こどもたちや、じじいと遊んでくれてありがとうよ。
 わしはもう行かねばならんようじゃ。
 今後もここで遊んでよいからの。
 達者で、良い大人になるんじゃよ」


立ち上がり、子供たちに声をかけ、そして、冒険者たちを改めて見回した。

 

『ありがとうなあ、"冒険者"さん。
 そのペンダントは、付き合ってくれたお礼に差し上げよう。
 いくばくかにはなるじゃろう。

 ――ああ、ばあさん。

 今帰るでなあ』

 

遺体が埋まっているという岩のあたりに話しかけ、

そして、老人の姿はかき消えた。

 

 

「喜びの野ってとこに行っちまったのか、じいちゃん」


ホルンが、ぽつりとつぶやいた。

 

 

ペンダントは、老人が消えるとほどなくして、もろもろと崩れて、ただの土の塊と化した。

 

すうっと、ペンダントだったものから何かが抜けて、岩の中に消えて行ったような気がした。
それは、精霊を見ることのできる、ジェノだけが感じとったものだった。

 


------------------

GMより:

それでは、最後の進行になります。

老人は、ペンダントを通して自分が死んでいることを自覚し、成仏してしまいました。
最後のレスをいただきました順より、各自に経験点400点を発行し、解放とさせていただきます。
また、レスがなくとも、7/1の時点で解放とさせていただきます。


ジェノさん、一生懸命考えて行動して下さって、ありがとうございました。
ご不満もあるかもしれませんが、ひととおりの結末を迎えることができましたのは、ジェノのお陰です。
パタさん、パムは相変わらず、いいムードメーカーですね。
ぱんこたん、退院おめでとう。のんびりペースでいいので、また遊びましょう。

 

それでは、3週間お付き合いいただきましてありがとうございました!
また遊びに来て下さいね。

またいつか


 ――ペンダントを渡そうとすると...

   やはり、爺様はそれに触れることは叶わなかった――

 するり、と草の上に落ちるペンダント。

>『・・・おお』

>『そうか、』

 身を振るわせながら...地面に視線を落としながら...

>『もう、わしは・・・・・そうか』

 しゃがみこみ、落ちたペンダントを両手ですくうようなそぶりを見せる爺様。

 そして、私を、見上げる...


 ――ごめん、爺様...やっぱり気づいちゃったよね...

『ごめんね、爺様...ちゃんと探し物、探し出してあげられなくて...』


>『付き合わせて悪かったのう』

 呪文を詠唱する爺様。

 はっきりとは分からないけれど、落下制御の呪文、のようだ。

 恐らくパムの身を案じてだろう。

 そしてもう一度、呪文を唱える。


>「こどもたちや、じじいと遊んでくれてありがとうよ。

> わしはもう行かねばならんようじゃ。

> 今後もここで遊んでよいからの。

> 達者で、良い大人になるんじゃよ」

 立ち上がり、子供達に向き直る爺様。


 その言葉は下位古代語ではなく、共通語。

 そうか、今のが...未知の言葉を話せる様になると言う魔法か。


 爺様は、私達冒険者を改めて見回した。


>『ありがとうなあ、"冒険者"さん。

> そのペンダントは、付き合ってくれたお礼に差し上げよう。

> いくばくかにはなるじゃろう。


> ――ああ、ばあさん。

> 今帰るでなあ』

 
 ノームが言っていた、人の抜け殻の埋まっているという岩のあたりに話しかけ...

 爺様の姿はかき消えた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>「喜びの野ってとこに行っちまったのか、じいちゃん」

 ホルンが、ぽつりとつぶやいた。

「あぁ、そうだねぇ...」

 待っている人の所に、無事帰れたんだよ。

 とは言っても...婆様も、爺様が心配で...こっちに来ちゃってたみたいだけどねぇ。
 

> ペンダントは、老人が消えるとほどなくして、もろもろと崩れて、ただの土の塊と化した。

> すうっと、ペンダントだったものから何かが抜けて、岩の中に消えて行ったような気がした。


 ペンダントだったものを、その辺りの土と一緒にかき集め、岩の場所へと移す。

『爺様...婆様。

 子供達は今後もここで遊ぶだろうから、寂しくはないよね?

 二人で、見守っててあげておくれね』
 
 そっと聖なる印を切り、その大きな岩に触れて祈りを捧げる。

 
「さて、と...ホルン、クララ、ピコ。

 ここの岩の下に、爺様と婆様が眠ってる」

 それだけは、教えておいてあげよう。

「二人はもう一緒には遊んであげられないとは思うけれど、

 ここで楽しく子供達が楽しく遊んでるのを見れば、

 爺様も婆様も、喜ぶと思うよぉ」 

 そういって、ピコの頭をそっと撫でる。

 背負い袋から、マシュマロの袋とクッキーの袋を取り出して、渡す。

「皆で分けて食べるんだよぉ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 村へと戻り、ジャックやジュリアと合流する。

 そこでピクシーの話や、ウンディーネの話を聞く。


 探していたあの石が泉にあり、その力の影響で一時的とはいえ、

 ウンディーネが自我を持った事も。


 石の力がどんなのだったのかはもう伺い知れないけれど、

 爺様と婆様の思い出深い品だったであろう事は、間違いなさそうだ。


 そういえば...私にはもうひとつの、別れがあるんだっけ。

 アルト村を離れ、皆とも別れる時。


「ジャック、ジュリアちゃん。

 今回は別行動で何も話せなかったけれど、

 またいつか一緒に行動することがあれば、よろしくねぇ」


「チルグラちゃん、少しの間だけだったけれど、楽しかったよ。

 今度のんびりと散歩でも行きたいねぇ。

 その時は、秘密の家出のお話も聞けるかな?」

 クスクスと笑いつつ。

 
 そして、パムに。

「ありがとう、パム」

 そういって、パムを抱き締めた。

 手を繋いでくれたのが嬉しかった。

 沢山話し掛けてくれたのが嬉しかった。

 誰かに触れられる暖かさ。

 また一つ、覚えられたよ、パム。

「またいつか...一緒に歩ける日が来るのを、楽しみにしてるよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PL:3週間、あっという間でしたね、楽しかったです。

   パムとの一回限りのパーティも終わってしまいました...何だか寂しいなぁ。

   爺様に石を届けられなかったのは心残りではありますが、

   石の在り処と、泉のウンディーネとの繋がりまでは突き止められて一安心。 


   ごめんね、爺様。 ペンダント渡したら気付いちゃうのは予想してたけど、

   渡す事を拒む理由も見つからなかったの。   

 
   皆様ありがとうございました、またいつかご一緒した時は宜しくお願いします。

   経験点400点の受領と、クッキー1袋、マシュマロ1袋を消費します。

ほわほわー

空から降り立った僕。

 

「お~いえ~♪

ステージのはじまりだ~」

 

 タイコをぽむぽむ。

 

 レクイエム。

 

「お休み♪

 

爺様ばあ様。

 

子供たちの笑顔を見守りながら♪」

 

 ひとしきり歌った。

 

>「ありがとう、パム」

 

 おう!?

 抱きしめられた!?

 

 やわらかくてほわほわのいいにおいがする。

 

 ば、ばかな!?

 

 マダムランの定員にこの僕がまどわされるというのか!

 

 

 ふにゃふにゃ~

 

> 「またいつか...一緒に歩ける日が来るのを、楽しみにしてるよ」

 

 そうして僕の意識は遠くなった。

 

 

 

 ・・・そして、

 

 ポテポテと隊長のところに戻った。

 

 は!と僕は硬直した。

 

「ぼ、ぼくのさけが!!」

 

 樽は空に!

 

「は、はかった!たいちょう!!

 

おのれ僕とてパム家のおとこ!!

 

無駄死にはしない!!」

 

 僕は隊長のタンブラーを手に入れるべく・・・・

 

 

 

PL:皆様ありがとうございました。

 

後半、かなりアクセスがうすくなり謝罪!

 

じぇのとのパーティ、楽しかった。

 

なんだかさびしいと思うのはなぜでしょうw

 

どうやらパムはじぇのを気に入ったようですw

 

では!これにて!!

またくるわねん☆

一通り探して、どうにも見つからない。

これ以上は、ジェノやパムに任せたほうがいいみたいに思えたので、

あたくしは子どもたちと一緒に様子を見守った。

パムがちゃんと降りれるように支えたりもした。

そして、結末は。

ジェノがみつけたペンダントのおかげで、彼は昇天したようだった。

「素敵なはたらきだったとおもうわん、ジェノ」

と声をかけてウィンクし、こどもたちにジェノが語ったことにふふ、とほほえんだ。

「さあ、んじゃかえりましょ☆」

どんなことがあってここに彼らの亡骸がうまっているのかは知らないけど、

たしかに、ここで子供たちに遊んでもらったほうが、あの人好きのしそうなおじいさまには

いい供養になるでしょうねん!

「やすらかに」

そこを去るときに、そう一言いって、頭を下げた。

 

 * * * 

 

ジェノにうふふと笑って、あたくしはうなづいた。

「おさんぽ大歓迎よ!

ガールズトークも大歓迎!デートしましょ、デート☆

ジュリーもどう?パムはガールズトークには耐え切れるのかしらん?」

さて、たいしたこともしてないのにこんなお給金もらってよいのやら。

でも、日銭をとにかく稼がなくちゃ。

またお仕事を見つける日々。

「またくるわねん」

と去るときに、こどもたちに手を振ってウィンクをした。

いつも募集をしているのならば、彼らの成長する姿もみられるってことなのよねえ。

とふとおもったりした。

こどもったら、たけのこのように育っていくんだもの!