死屍累々って感じでもなく、ある程度ちゃんとみんな帰っていったな。
まあそのまま寝てる連中も、この時期だ。大丈夫かな。
『妖精たちも楽しんでくれたのかな。』
そうだといいが。
・・・視界に入ったかもしれない連中は十分楽しんだはずだけど。
「まあ、プッカや他にも沢山いるからな。
楽しいことには事欠かないんでしょうねぇ・・・」
いつも、というにはサイクルが長いけど。
やっぱりね、私の事を知っている連中に会いに来るのはいい事だ。
『あの樹』の方角を向いて、夜を過ごした...
はずなんだけどねぇ。
***
「おはようございます!なんでしょう、この違和感は。」
顔がごわごわしています。
誰かにいたずらされたんでしょうか。
お酒を過ごしたわけでもないのに、不覚です。
っていうか、いつのまに寝たんだ私は。
「リスの足型?」
手鏡で確認してみた。
っていうか、プッカでもないだろう。
...謎が残った。
『また来る理由ができたようですね・・・』
あえてフェアリー語で。
やったのは、誰なんだろうねえ・・・
「思ってるより、楽しいですね。
私を出し抜く連中がいるとか、本当に・・・」
オランに帰ったあとも、気になるかもしれませんね
PL
どこかで腹を出して寝てる妖精さんにやられたとか
色々考えたけど、まあ何でもいいっす。
リスの足跡を残した誰かが特定されないほうが良いのです。
また来る理由を一つ増やして見たかったのです。
...冒険者の皆さんでも構いませんよ_?とは思うんですけど、ええw