霧の中で

霧の中で

6人の冒険者たちは、光に導かれて森の中を往く。

夜の闇はすっかり森を覆った。
木々の隙間から差す月光は森を青白く照らし、川のせせらぎに混じって梟の鳴き声が低く響く。
時折ぱしゃっと水の跳ねる音がする。
魚だろうか。
あるいは、この辺りに棲むというワニの類か。


1時間も進んだろうか。

空が更に狭くなったように感じる。
渓谷に入りこんだのだ。
月明かりが、垣間見える崖を照らす。

辺りに白いものが漂い始める。
何故か明るく感じるのだから不思議なものだ。
精霊の光を乱反射して、実際に明るいのかもしれないが。

 

やがて、すっかり視界は霧に覆われてしまう。
一歩前を歩く仲間の姿すら、油断すると見失いそうだ。


葉ずれの音ががさがさと周辺から響く。

獣の唸り声が聞こえる。

 

 

光の精霊は、先頭を歩く者のすぐ前を、徒歩の速さで進んで行く。

 

 

 

------------------

GMより:

それでは、カテゴリを移します。
墓谷と呼ばれる場所に入りこんだようです。

「03-霧の中で」にチェックを入れて投稿してください。

 

また、隊列を決めていただき、各自2d6を2回、振って下さい

未知の世界へ

森の入り口で合流し、再び森の中へ分け入る私達『銀月』とジェノ。

> ――あぁ、マルドル。 もしかしたらかなり寒いかもしれないから...

> 毛布か何か、暖かいモノをすぐに羽織れる様にしていた方がいいかもよぉ」

「...ああ、ありがとう。ジェノは優しいな」

背負い袋から、マントを取り出し、羽織った。
彼の気遣いは、素直に受けておこう。

カーツは呑みつけない酒を飲んで、少し酔っていたようだ。
何でも、酒場の親父の機嫌を取るために挑戦したとか。

「そうか、カーツ。みんなのためにがんばったんだな...ありがとうな」
彼女の頭を、そっと撫でた。

そして、彼女の買ってくれたワニバーガーと焼き鳥を受け取る。
「ありがとう、うまそうだな」
細かな気遣いの出来る娘だ。
私もこういう細やかな気配りができるようにならねばならんなあ。

そして新たに加わった草原妖精。
パムと言う名の彼は、ジェノとセリトとの知り合いのようで、
この街へ来たのもジェノを探して流れてきたからだ、とか。

出会った時は驚いたものだ。
ジェノの名を叫びなら、いきなり飛びつこうとしたのだから。

セリトが彼の襟首を掴んでくれなければ、反射的に真っ二つにしていただろう。
グラスランナーの開き、なるものを想像しつつ

>「そおいっ」

と投げられ、ジェノとの感動の再会シーンを見守り――

「パムと言うのか。私はマルドルだ。
 ガルガライスのミスルトゥの出で、今は『銀月』に所属している」

改めて、自己紹介した。
そういえば、この前の冒険で一緒になったマヌルは元気でいるのだろうか。
ふと、勇敢な相棒を思い出す。



森に分け入り、
そして再び、ガラフと合流する。
わずかな時間とはいえ別れ、やはり無事である姿を確認するとほっとするものだ。

「ガラフ、待たせたな。みんな無事だ」

ガラフとパムとの自己紹介、
そしてガラフがもたらしたひとつの事実。

>「...どうやら、墓谷を目指しているのが我々以外にも居るようじゃ。
> 何処の何者と遭遇するかは分からんが、警戒しておいて損は
> 無さそうじゃの...」

話を聞いて、軽く緊張感を取り戻す。
ガラフが居なければ、我々は先行者のことに気づかずにいただろう。

「『敵』でなければ、いいのだがな――」

どうなるかは、分からない。
しかし、我々は決めたのだ、この先へ進む、と。




かの光に導かれ、6人で進む。
詩人は別れ際に歌った。

>「光の道を外れるなかれ。
> 願わくばそなたらに富を、我に赦しを」

彼が長く歌い続け、待ち続けていたものとして、
今の私達は存在するのだと思うと、何やら不思議な気持ちになる。

そんな感傷も次第に薄れ、代わりに強い警戒感を張り巡らせる。
霧は思った以上に深く、ともすれば仲間の姿すら見失ってしまいそうだ。

案内の光は先頭の前、その光も後ろのものに見えるのだろうか――

「みんな、迷わないように声をかけあおう」

私は、そこにいる仲間達へと呼びかけた。


PL>
きりのなかにいる!

周囲の警戒を行いつつ、ダイスをふりふり

Dice:2D6[5,6]=11
Dice:2D6[3,3]=6

再会、出会い

>「パムではないか、久しいな」

「こら!せりとはなせー!!

うつくしいおねいさまとカワイコちゃんに飛びつくのは僕ら少年の願いだ!

邪魔をするな!

こんなことされて僕がごろにゃ~んとでもいうとでもおもったか!ごろにゃーん!!」 

 

>「おっと...ジェノに用があるんだったな、邪魔をした、そぉいっ!」

 

 ぽ~んと僕は宙を舞う。

 

 かかったな!この程度で僕があきらめるとでも思ったか!

 

 見よ!空中回転サッポウ!!


>「............パム?」


>「......どうしたんだぃ、こんなに汚れちゃって......」

 

 あれ?

 じぇのだ。

 

「やあ。」 


>「...もう...暫く会えないのかと思っていたよ」

 むぎゅっとだきしめられた。

「ぐげぇ。」


>「......会いたかった」

 

「ぼぎゅもじゃ(ぼくもだ)」

 体いっぱいで抱きしめられたからつぶれるかと思った。

 

 ていうか、いいにおいがする!?

 

 なんていうの!?こう・・・ふろーらるのかおり!?

 

 おんなのこのにおいだよ!?

 

 僕はふにゃふにゃ~とくずれた。

 

 ・・・んで、手を引かれポテポテ歩く。

>「お腹、空いてたりしないかぃ?」 

 

「うん、ぺっこぺこなのだ。」

 

 そういえばチョリソーも食い逃した。

 

 もぎゅもぎゅ、もらったサンドをハムスターのようにほうばるのだ。

>「パム氏と申されるか、お初にお目にかかります。
 ワシの名はガラフ。ラーダの神官にして吟遊詩人の端くれじゃ。
 そこのカーツェナル、マルドル、セリトと共に、
 《銀月》という冒険者の一団を結成し活動しておる。
 そして貴殿の相棒であるジェノ氏とは、些かの交流がある仲でしてな。
 改めて、宜しくお願いしますぞ」

 硬く握手。

 

「噂を聞いたことはないが噂は聞いている。

じぇのと崖の上での決闘は僕を倒してからにしてもらおう。

 

 

 

 

 

・・・宿敵と書いてて"とも"とよむ世界の住人だよね?」

 

 僕は首をかしげる。

>「パムと言うのか。私はマルドルだ。
 ガルガライスのミスルトゥの出で、今は『銀月』に所属している」

 僕は目玉からハートが飛び出した。

 

「うっふ~ん!うるわしのまるどるおねえさま~よろしくー。

 

あらためて・・・僕パム・ポッペン・エクス!じぇのの仲間!

よろしくね!!☆」

 

 おお!なぜか霧の中に突入するらしい。

 

「これぞ冒険者のロマンだよねぇ~。依頼はなくても冒険心が騒ぐねぇ、ね?カーツちゃん!!」

 

まえにいったり、じぇのの服の袖掴んで歩いたり、

でも霧が深くなったらカーツちゃんと最後尾に。

 

 古代語で歌なんか歌っちゃうぞ~。

 

「ん~、霧の中には何があるかな?☆

プリズナーの宝は僕らにとって宝足りえるのかな?♪

 

答えはいつもきりの中~♪

 

仲間と出会い、ともにあるき~

 

ぼくはただそれでいいのさー♪

 

かねもほしー♪

かねくれー♪

 

でもあらそいはめんどうさー♪」

 

 声は多少控えめさ!

 

 でないと今頃タイコだして大きく歌っているよ!

 

 

PL:合流!!

ワニサンドいただきます

予備ダイス4,10,3

pa2D6 → 1 + 2 = 3 (07/21-23:57:43)


pa2D6 → 6 + 4 = 10 (07/21-23:57:39)


pa2D6 → 2 + 2 = 4 (07/21-23:57:34)

霧を進む。

自己紹介を済ませると、パムは妙に神妙な面持ちで返してきた。

>「噂を聞いたことはないが噂は聞いている。

> じぇのと崖の上での決闘は僕を倒してからにしてもらおう。

> ・・・宿敵と書いてて"とも"とよむ世界の住人だよね?」

言っている事は相当人を喰っている。何処まで本気やら。

「...まあその様に考えて頂いても差し支えはないと思うが。
 願わくばそんな機会が永久に来ないとよいのですがな」

しかしこの草原妖精、おちゃらけてはいるが、身ごなしの隙の無さといい、
眼光の鋭さといい並大抵の技量の主ではあるまい。
以前迷宮探索を共にした事があると言うセリトが一目置く存在だ。
注目に値する。

出発に際し、詩人が言った。

>「光の道を外れるなかれ。
> 願わくばそなたらに富を、我に赦しを」

「了解した。貴殿の期待に応えられるよう、勤めさせて頂きますぞ」

***********************************

6人で霧の中を進む。

>「みんな、迷わないように声をかけあおう」

前列を進むマルドルが皆に注意を喚起する。

>「これぞ冒険者のロマンだよねぇ~。依頼はなくても冒険心が騒ぐねぇ、
> ね?カーツちゃん!!」

一方パムは世話しなく動き回り、カーツに声を掛けたりジェノの服の袖を
掴んでいたりする。実年齢は分からないが、やってる事はまるで子供だ。
 
霧はますます深く濃くなっていく。闇を見通す自分の目でも霧は見通せない。
不安と緊張が少しずつ高まっていく...
が、しかし。
 
>「ん~、霧の中には何があるかな?☆

> プリズナーの宝は僕らにとって宝足りえるのかな?♪

> 答えはいつもきりの中~♪

> 仲間と出会い、ともにあるき~

> ぼくはただそれでいいのさー♪

> かねもほしー♪

> かねくれー♪

> でもあらそいはめんどうさー♪」

調子外れの歌を歌い出したのは勿論パムだ。
雰囲気を和らげようとしたのか、退屈したのか理由はよく分からないが。
実に草原妖精らしい。シナモンもこんな感じだった...

「金が欲しい、争いは面倒というのは確かですな。
 星王も、幸せな生活の為に多少の金は必要、と説いておられる事であるし...」

===================================

PLより:三列は了承しました。ガラフは後列を進んで行きます。
     以下に指定ダイス2つの結果を添付します。普通過ぎる件。

10:53:00 ガラフ@テッピン  ≫ GM指定その1 2d6 <Dice:2D6[6,1]=7>
10:53:14 ガラフ@テッピン  ≫ GM指定その2 2d6 <Dice:2D6[6,1]=7>
10:53:26 ガラフ@テッピン  ≫ ふ、普通過ぎる...

ワニサンドと焼き鳥と

 詩人を追った三人と合流すべく、川べりへと移動する事に。

 途中の露店でワニサンドというものと焼き鳥を人数分買う。

 これで何とかお腹は満たせるなの。


 でも、さっきの貴腐ワインのせいで、足元がちょっとフラフラしてきちゃった・・

 セリトがそんなボクをおぶって移動してくれる。

「ありがとうなの、セリト・・」

 殆どお酒飲まないせいか、すぐに酔っちゃう。

 またメガーヌさんに呆れられちゃうかなあ・・


>「セリト、カーツ!」


 川についた辺りで、マルドルの声。

 ジェノちゃんと迎えに来てくれたみたい。


>「そうか、カーツ。みんなのためにがんばったんだな...ありがとうな」

 ボクの頭を撫でてくれるマルドル。

 ふふ、嬉しい。

「あ、これさっは買ってきたの」

 ちょっとぽわんぽわんするけど、頑張って話して、二人に渡す。

 ――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――― 

 お互い情報交換し合いながら、詩人さんのいるという森へ向かう。

 ボクも段々と酔いが覚めて来て、自分で歩けるようになり、セリトと並んで歩く事に。

 

>「じぇの!!じぇのじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 
 聞き覚えのある声に、慌てて机や箱などを探して見るけど、そんなものはここにはなく。

 そして何だか良く分からないけど、ジェノちゃんの名前を叫びながら

 ボクとマルドルに向かって走って来た。


 それをセリトがひょいと横合いから首根っこ捕まえるように、

 ぷらりーんと目の前にぶらさげ・・


>「パムではないか、久しいな」

 と、声を掛けた。

「こんばんはなの、パムさん」

>「おっと...ジェノに用があるんだったな、邪魔をした、そぉいっ!」

 そのままジェノちゃんの方へと放り投げ、ジェノちゃんが抱き止める。

 ジェノちゃんとは何かあったようで、感動の再会みたいなの。

 パムさんを優しく抱き締めるジェノちゃん。

 何だか、とっても嬉しそう。

 ――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

 森の中を進んでいくと、あの詩人さんが木の上にいた。

 ガラフも、詩人さんの元で待機してくれてた見たい。

>「...どうやら、墓谷を目指しているのが我々以外にも居るようじゃ。

> 何処の何者と遭遇するかは分からんが、警戒しておいて損は

> 無さそうじゃの...」


>「『敵』でなければ、いいのだがな――」


 詩人さんは光の精霊を道案内として、召喚してくれた。

 光の精霊の案内って、初めて。


>「光の道を外れるなかれ。

> 願わくばそなたらに富を、我に赦しを」

「行ってきますなの」

 ――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

 光の精霊に導かれるまま進む。

 霧は思った以上に深いみたい・・


>「みんな、迷わないように声をかけあおう」


>「これぞ冒険者のロマンだよねぇ~。依頼はなくても冒険心が騒ぐねぇ、

> ね?カーツちゃん!!」

「うん。 何か面白い発見があると良いなの」

 ボクに声を掛けてくれるパムさん。

 ジェノちゃんの服の袖を掴みながら歩いてて、何だか可愛いなの。


>「ん~、霧の中には何があるかな?☆

> プリズナーの宝は僕らにとって宝足りえるのかな?♪

> 答えはいつもきりの中~♪

> 仲間と出会い、ともにあるき~

> ぼくはただそれでいいのさー♪

> かねもほしー♪

> かねくれー♪

> でもあらそいはめんどうさー♪」

 面白い歌を歌いながら、皆に位置を知らせてくれるパムさん。

 グラスランナーさんは、陽気な人が多いって聞いてたけど、

 パムさんもやっぱりそうなのね。


 ジェノちゃんはパムさんと一緒で嬉しそう。

 良かったね、ジェノちゃん。

 ――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

 PL:おくれましたーっ

    ワニサンドと焼き鳥人数分かいまーす!(゚w 。)

    そして皆に配るねー。

    10:27:26 カーツ 2D6 Dice:2D6[5,5]=10

    10:27:21 カーツ 2D6 Dice:2D6[5,5]=10

光と闇の戦いでも

 

 マルドルおねえさまは露出がすごいな、きっとあれほどのグラマラス・・・狙う男は多い。

 キラ~ンと鋭い眼光。

 

 は!ガラフに気づかれた気配!

 

 あやつめ、美女を守るための守護者として君臨するわけか!

 

 おそるべし!

 

 恐るべし銀月!!

 

 うろちょろしてたけど、いよいよ霧が深くなると僕はじぇのの隣に移動した。

 

 んで服の袖を掴んでおく。

 

 やや声を潜め、

 

「詩人が呪いとかいうなら、当然それを掛けたものがいると言うことだ。

 

何らかの装置かそれともすべては過去のことか。

 

 実際にどういう性質とか僕にはどうでもいいことだけど・・・。」

 

 

「あの詩人から生きている者の匂いがしない。」

 

「・・・もっとも、君たちはそれでもいいんだろうけどさ。」

 

 少し呆れたように肩をすくめて見せる。

 

「"光の道からそれるな"とは言いえて妙な言い回しと思わないかい?

詩人たち?」

 

 銀月の詩人に問いかけてみる。

 

 "そういう"意味もありそうじゃないかい?

 

「闇であろうと、争うと言う性質は僕にはないんだけどね。」

 

 今度はため息混じりに肩をすくめる。

 

 それを想像するとアンニュイな僕なのだ。

 

「ヴァンパイアであっても僕が敵対する理由にはならないさ。」

 

 戦うべき理由は僕が自分で見出す。

 

「ぼくーがぼくーであるからさー♪

 

たいーせつなものは

なんなのかー

 

それーをぼくはわかるーのーさー♪」

 

 タイコ出すのはやっぱり我慢なのだ。

 

 

PL:特に意味はないんだよ!

 

大きい鰐、小さい鰐

>「ぐげぇ。」

>「ぼぎゅもじゃ(ぼくもだ)」

「あ、あぁ、ごめん、パム」

 体そっと抱き寄せたつもりだったけれど、どうもちょっと...

 力が入ってしまったようだ。


 そして、アルト村での別れの時と同じように...

 パムはまた力がふにゃふにゃと抜けたように。


 ――あぁ、何て愛しいんだろうねぇ、パム。

 +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:

 カーツが用意してくれたワニサンドを、パムに渡す。

>「うん、ぺっこぺこなのだ。」

 ワニサンドを小動物のような頬張るパム。

 そういう姿、見ているだけで...私は幸せかも知れない。

「あぁ...ねぇパム。

 ナジュレでね、こんな物を見つけたんだよぉ...

 良かったら、貰ってくれないかぃ?

 その鰐の背負い袋の友達にでもしてあげて」

 そういって、露店で買った鰐の小物を、パムに手渡す。

 +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:

 セリト、カーツ、そしてパムと合流し、ガラフと詩人の待つ森へと戻る。

>「パム氏と申されるか、お初にお目にかかります。

> ワシの名はガラフ。ラーダの神官にして吟遊詩人の端くれじゃ。

> そこのカーツェナル、マルドル、セリトと共に、

> 《銀月》という冒険者の一団を結成し活動しておる。

> そして貴殿の相棒であるジェノ氏とは、些かの交流がある仲でしてな。

> 改めて、宜しくお願いしますぞ」

 ガラフとパムが硬く握手を交わす。

 相変わらずカタイこと。

 
>「噂を聞いたことはないが噂は聞いている。

> じぇのと崖の上での決闘は僕を倒してからにしてもらおう。
 

>・・・宿敵と書いてて"とも"とよむ世界の住人だよね?」

 首を傾げながらガラフに言い放つパム。


 何でそんな事になってるんだかねぇ...ふふふ。

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:

>「...どうやら、墓谷を目指しているのが我々以外にも居るようじゃ。

> 何処の何者と遭遇するかは分からんが、警戒しておいて損は

> 無さそうじゃの...」

 気になる情報をガラフから得た。

 町の者は霧が薄れる朝にしか、墓谷へは向かわないと言っていた。

 なんでも、それ以外は霧が濃すぎて何も見えないらしい。

 夜に向かうとなると...やはり松明の灯りを目印に進むのだろうか。

 しかし...試した事はないので分からないが、濃い霧の中、

 松明の火は灯り続ける事が出来るのだろうか?


 お互いを松明の火で確認できるように、三人、なのか。

 それとも、もっと多数なのか...


>「光の道を外れるなかれ。

> 願わくばそなたらに富を、我に赦しを」

 相変わらずの様子で歌い上げる詩人。

 語る事の出来ない楽園の謎、そして呪い。


 面倒が起きなければ良いがねぇ。

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:

 詩人が再び召喚した光の精霊の道案内で、森を進む。

 やがて霧が濃くなり始め、辺りの視界はすこぶる悪くなって来ている。

>「これぞ冒険者のロマンだよねぇ~。

> 依頼はなくても冒険心が騒ぐねぇ、ね?カーツちゃん!!」

 ちょこちょこと移動していたパムだけど、霧が濃くなり始めると、

 私の隣へと着て、服の袖を掴んで歩いてくれている。

>〈ん~、霧の中には何があるかな?☆

> プリズナーの宝は僕らにとって宝足りえるのかな?♪

> 答えはいつもきりの中~♪

> 仲間と出会い、ともにあるき~

> ぼくはただそれでいいのさー♪

> かねもほしー♪

> かねくれー♪

> でもあらそいはめんどうさー♪〉

 古代語で面白い歌を歌いあげるパム。

 古代語がまだ理解出来ないマルドルに、その歌詞を説明する。

 そういえば、パムは太鼓使いだったね。

 とっても可愛いんだよねぇ...落ち着いたらまた演奏して見せて貰おう。

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:

PL:パムかわいいよパム。

   それだけで幸せです。はい。

11:15:05 ジェノ 2D6 Dice:2D6[3,6]=9

11:14:58 ジェノ 2D6 Dice:2D6[3,3]=6

   数字が微妙w 

霧の中で-2

深い霧の中を冒険者たちは進む。
もはや自分の足元すらおぼつかない。
足の感覚は、地面が土であることを捉えている。
時々木の根に躓く。
パムくらいの身長ならば、足元もかろうじて見えるだろう。

少しずつ、坂を上っている。

 

「うわぁぁぁ・・・」

 


先頭に立つ3人が、遥か前方からかすかな悲鳴と、怒号を聞きつけた。
何を言っているかまでは分からない。
それも、やがて消える。

いつの間にか、川のせせらぎも聞こえなくなっていた。

 

慎重に進む。


だが、あまり慎重に過ぎることも出来ない。
道しるべたる精霊は、待つことも無く一定の速さで進んで行く。

 

と。

 

今まで通りの一歩を踏み出そうとして、カーツとセリトは、足元の異変に気付いた。

 

先が無い。

 

からん、ざざ、と、砂利が奈落へと落ちて行く音が耳に入る。
何かが滑り落ちたような形跡。

 

マルドルは普通に歩みを進めている。


道が狭くなったのだ。

 

急ぎ、隊列を整える。
一列でなくてはまずい。

 

 

 

 

―――かろうじて、光を見失うことなく、隊列を組み直すことができた。

足を踏み外せば、どこかへと、落ちる。

しかも、足元はおぼろげにしか見えない。

 


そんな緊張感の中、何分歩いただろうか。

 

 

突如、霧が晴れた。

 

 

今まで歩いてきた道を振り返れば、深く奈落へと続く谷と、それを渡る一本の橋のごとき道があった。

 

 

光の精霊は、変わらず宙を行く。

 

目前には絶壁、

進む先は、洞窟の中。

 

そして、奥へと残る、いくつかの足跡―――。

 

 

---------------

GMより:


先頭チームの出目がよかったのでトラブルは無し!

というわけでカテゴリを移します。
洞窟の入り口は2人並んで入るのがせいぜいでしょう。

草原妖精、語る。

パムはジェノの袖を掴みながら真剣な表情で自分の考察を披露し始めた。

>「詩人が呪いとかいうなら、当然それを掛けたものがいると言うことだ。
> 何らかの装置かそれともすべては過去のことか。
> 実際にどういう性質とか僕にはどうでもいいことだけど・・・。」

>「あの詩人から生きている者の匂いがしない。」

確か精霊力に異状はない、と精霊使い達が言っていた筈だが、とは
思ったが、そのまま話を聞く事にする。
おそらくパムの言う「生きている者の匂いがしない」とは、
別の意味で使われているだろうから。

>「・・・もっとも、君たちはそれでもいいんだろうけどさ。」

呆れ気味に肩をすくめる。少し芝居がかった仕草だ。

「それでもいい、とは別段思いませんがな...」

もし、かの詩人が不死者なら、現世の束縛を解き放ち、
しかるべき手順を踏んだ上で昇天させてやらねばなるまい。

>「"光の道からそれるな"とは言いえて妙な言い回しと思わないかい?
> 詩人たち?」

パムの視線がこちらに向いた。霧のせいでよく表情は見えないが、
射抜かれる様な鋭い眼光を感じる。

>「闇であろうと、争うと言う性質は僕にはないんだけどね。」

ため息混じりに肩をすくめる。ますます芝居がかって来た。
こんな自分を楽しんでいるのかも知れない。

>「ヴァンパイアであっても僕が敵対する理由にはならないさ。」

と、此処で神妙な口調を終え、一気に軽快なテンポで歌い始めた。

>「ぼくーがぼくーであるからさー♪

> たいーせつなものは

> なんなのかー

> それーをぼくはわかるーのーさー♪」

それにしても、最初から最後まで韜晦されていて本心が全く見えない。

「フム...安直に戦いを選ばぬ姿勢には聞くべきものがありますな。
 ワシも不要な争いは極力避けたいと考えております。
 星王も『無為の争いは避けるのが賢明である』と仰っておられる...」

ヴァンパイア、という響きに何故か若干の悪寒を覚えたが、気のせいか。
霧は雫となり衣服に纏わりつき、体温を奪う。そのせいだろう...

===================================

PLより:パムの発言にレスです。
     ガラフの設定に色々な方が気を使ってくださったようで、
     何だかすみません。
     ゲーム的にはガラフはヴァンパイアの<怪物判定>に失敗した
     扱いなので、パムの話には反応が薄い=イマイチ分かっていない、
     という事にさせて頂きました。

進むは断崖の淵。

霧はますます深くなり、最早足元を確認する事すら難しい。
頼りになるのは、自分の感覚だけだ。
今の所、長靴越しに足の裏に伝わる感触だけが、
自分が地面を踏みしめている事を確認させてくれる。

前へ進もうと上げた足が、土とは異なる硬い感触にぶつかった。
引っかかって危うく転倒しそうになる。
どうやら、自分は木の根に躓いたらしい。

「な、何でもない」

慌てて周りに取り繕う。我ながら、恥ずかしい...
こう言う時、足が短い自分の体躯を恨みたくなる。

***********************************

足の裏の感覚が、少し異なってきた。
傾斜でもついているのか、抵抗感が若干増している。
どうやら、少しずつ、坂を上っているみたいだ。

>「うわぁぁぁ・・・」

前を進む3人が何かを聞きつけた様だが、自分にはよく分からない。
辺りは静寂が支配しているだけだ。
いつの間にか、水が流れる音も聞こえなくなっている。
大分、先へ進んできたのだろう。
嫌が応でも、緊張が高まる。

***********************************
 
カーツェナルとセリトが、何か異変に気づいた様だ。
どうやら道が急速に狭くなっているらしい。
聞けば何者かが滑り落ちた形跡もあるそうだ。

「これは...危なかったのう。
 先頭をお主らではなくワシが歩いていたら、今頃ワシは奈落の底へ
 真っ逆さまの所じゃったわい!」

急ぎ隊列を組み直そうと試みるが、案内役の光霊はこちらの事情など
委細構わぬ様子で前へ進んで行く。
慌てて後を追いかける。
一歩踏み外すと奈落の底だ。

***********************************
 
視界を霧に閉ざされ続け、集中力もいよいよ途絶えかけた頃。
突如、霧が晴れて視界が一気に広がる。
視界が確保され、今迄辿った道が気になってしまいち振り返る。
すると、目に飛び込んで来たのは、深く奈落へと続く谷と、
それを渡る一本の橋のごとき道だった。

「なるほどのう、詩人が案内役をつけた理由が今更ながらよく分かったわい...」

背筋に冷たい汗が伝い流れるのを感じる。
さて、正面を見やると、道は正面に聳え立つ絶壁へと吸い込まれていく。
その先に見えるのは洞窟。
光霊は、迷わず洞窟へと進んで行く。
 
「来い、と言う訳か―――」

洞窟は詩人が言う「谷の深奥」へと続いている事だろう。
一体、何が待ち受けているのだろうか?

===================================

PLより:洞窟へ至るまでの繋ぎの描写。
     木の根に躓きかけたのはフレーバーです。

霧の果て

濃い霧の中を踏み分ける私達。
光の精霊の淡い輝きは、今にも消えてしまいそうだ。

ガラフが目撃した、先行する松明の持ち主達のこともある。
注意しながら進むしかあるまい。

それでも、歌を歌い、会話をする程度には余裕はあった。
パムの歌。ガラフの言葉。
それはまるで、何かの問答のようだった。

素っ頓狂な歌を歌うパム。私に古代語は分からない。
ジェノの通訳を聞いて、くすっと笑った。
「実に素直な歌だな」
グラスランナー以外が歌ったら、生臭くて聞いていられんだろうなあ。

霧はますます深く、光精の姿は霧にまかれそうだ。
と、誰かがたたらを踏む気配。

「大丈夫か?」

気配のする方へ顔を巡らせる。

>「な、何でもない」

ガラフの声。

「そうか」

短く答える。無事なら、それでいい。


しばらくすると、足元の感覚が変わる。
坂を、上ってるようだ。気づけば、川の音も聞こえない。
我々を、どこへ導こうと言うのか。
しかし、淡い光はただ、一定の速度で進むだけだ。

と、はるか先で人の叫び声がした。
空耳では無い、少なくとも私達前衛は確認している。

――さきほどの、あの松明の連中だろうか――

彼らがどうなったのか、ほどなく推測できる状況になった。
カーツとセリトが気づいてくれたのだ。

>「これは...危なかったのう。
> 先頭をお主らではなくワシが歩いていたら、今頃ワシは奈落の底へ
> 真っ逆さまの所じゃったわい!」

ガラフの言うとおりだった。
この霧の中、足元の危機まで気を使える者はなかなかいるまい。
ましてや『案内人』は私達の事情など、まるで気にも留めない。
こうやって、隊列を慌てて組みなおしている間にも、先へ先へと進んでいく。

我々も進む。
ここまで来たら、もう引き返すことも無い。
足を歩ませる理由は、好奇心。
詩人に何が起こり、何を求めていたのか。
私達に、何をもたらそうというのか――


「――霧が――」

晴れた。

晴れた先に見えたのは、洞窟の入り口。
生き残った足跡の持ち主達も、同じ目的なのか。

「あの詩人の話に沿う伝承か噂かをどこで聞きつけ、
 たどり着いたものどもだろうな」

『敵』でなければいいのだが。
『味方』になってくれるとも限らんな。

さきほどのパムの歌を思い出す。
私達が遭遇するのは闇なのか、光なのか。

あの恐ろしい一本道を通り抜けたのだ。
私達には、それを問う資格はあるはずだ。

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フレーバー日記です。